今日のCTOも大変だったなー

本日PCI 3例。1例目RCAの狭窄でXience Prime留置。2例目:LADosのsub acute total occlusionでHLにsoft wire入れてIVUSでLADosを確認し、Crusadeを用いてGaia 1stにsecond bendをつけて通過に成功。最後にResolute Integrity入れてKBTで終了。3例目:LADのCTO。LADosからのstumpなしかと思っていましたが、同時造影をするとHLと思っていた小さい枝がLADのように見えます。閉塞から30年経っているのでretroから開始しました。Sionで#4PD-SBを通過させLADに到達。しかし、CorsairがSbを通過しません。Sortanaも無理でした。1.25mm Ryujin 2atmで匍匐前進。でもダメ。1.0mm Sapphire2と1.25mm Kamuiで少し進みましたが全部は通過しません。再度Corsairを登場させtruするとLAD近くまでCorsairを進めることが出来ました。でもCorsairの先端tipはLADまで行きません。使用したSBはCTO exitのすぐ近傍です。Corsair tipがLADに少しでも入らないとstiff wireに交換するにはriskがあります。くー!こここまで来て...仕方ないのでanteを開始Corsair+Gaia 1st→Gaia 2ndは全くanteから入らず。Conquestを取り出し、少し進みました。しかし、途中からsub-intimaへ。諦めることなくCrusadeを使用しもう一本のConquestでparallel wire techniqueです。何回かtry and errorを繰り返しdistal trueをゲット!IVUSで確認すると一部subですが,運良く途中からtrueに戻っています。最終的にNobori 3本入れて綺麗になりました。Corsair登場以前はretro channelをballoonで拡張することはよくやっていましたが、Corsairの登場後この手技は少なくなりました。しかし、まだまだ必要な状況はあるので覚えておきたい、また忘れてはいけない手技ですね。