New generation DES in TCT No.4

ここからは生体吸収stent(DES)です。

①CohortB: Abott社が手掛け有名ですね。CohortAに比べrecoilが小さくなり追跡結果も良好なようです。しかし、分岐部病変やsize upして拡げられないのでhalf sizeくらいアップしたサイズのstentを選択しなければなりません。
②REVA Rezolve stent:これも以前から紹介されていますが、Tyrosine derived polycarbonateという素材で生体吸収です。Stent strutの編み方に特徴があります。これによりradial forceが強くなっておりrecoilの心配が少ないです。Drugはsirolimusを放出し、RESTORE studyが進行中とのこと。
③DREAMS stent: BIOTRONIC社が手掛けている生体吸収stentで素材はMgです。何年か前drugが乗っていないMg stentでAMS studyが行われ2年で吸収されるのですがrecoilが大きくそれが問題となっていました。今回はMgでabsorbable polymerにpaclitaxelを放出します。BIOSOLVE-a studyの6カ月の成績はTLR4.3%でした。Recoil率はあまり改善されていないようです。もう少しstent strutの編み方を変えるかしてrecoil率を小さくする必要性があると感じます。また何でdrugがpaclitaxelなの?って感じですね。Limus系でやればいいのに。

というような感じで現在はabsorbable polymerのDESを開発するメーカーが増えてきています。また完全な生体吸収DESのtrialも段々増えてくるでしょう。
どれくらいが日本で使用できるようになるのでしょうか?
さて明日から日常の生活に戻ることにしましょう。時差ボケで今晩寝れないかもしれませんが・・・