New generation DES in TCT No.1

DESは世界はabsorbable polymer,polymer freeやBVSへ向けて動き出しています。Absorbable polymerのDESの種類も増えていろいろなtrialが行われ発表されていました。以下に代表的なものを書きます。
①EVOLVE study:Boston社が取り組んでいるSynergy stentです。absorbale polymerでdrugはeverolimus。PROMUS elementと比較した6カ月後の成績が発表されていました。Late loss,MACEともにPROMUS elementと同等です。まだ6カ月の結果なので分かりませんが恐らくいいでしょう。でもPROMUS elementもいいので数年経っても成績は同等かもしれません。Absorbale polymerなのでSAT,PSSが少なくなることが期待されますが同じではないでしょうか?
②REMEDEE study: Neich社が取り組んでいるCOMBO stentでabsorbable polymerですが、血管壁側にSirolimus,血管内腔にCD34抗体であるEPC captureが塗ってあります。TAXUS Livertyと比較した1年の成績が出ていました。Late loss 0.38 vs 0.44と有意差なく、MACEも同等でした。少し期待外れでです。今更なんでTAXUSと比較なのという感じで良好な成績が出てもTAXUSとの比較じゃねーという感じ。Limus径のDESと比較しなくてはダメでしょう!Genous stentのe-HEALING studyではclopidgrelを1カ月で中止しステント血栓症が少なかったという良好な結果だったのですから、このCOMBO stentも1カ月でclopidgrelを中止しているのでしょうか?それで今後ステント血栓症が少ないという結果であれば、長期DAPT内服が出来ない患者さんには使用されるのではないかと思いますが・・・それでも少なくともXienceとの比較をしてほしいものです。
③NEXT study: Cre8というstentでpolymer freeでsirolimusをcarbon coatという特殊なreservorから放出するDES。TAXUS Livertyとの比較で6か月のlate lossが0.14 vs 0.34。1年のMACEが同等でした。