Ryuseiの使用法こんなのいかが？

緊急で呼ばれました。Vf survivorの方で造影してみるとLADに病変がありました。DAPT飲ますことが出来ていないためPOBAだけで終わることが出来ないかと思いRyuseiを使用してみました。以前あったEspritに比べるとアナウンス通り還流量は多くいい感じです。通過性も向上しているのではないでしょうか。この方のようにPOBAだけで終わりたいようなback groundを持った症例にはRyuseiでlong inflationという使い方もいいのではないかと思います。他にsmall vesselで今はscoring balloon onlyで行うことも多いのですが、このRyuseiでlong inflation onlyでもいいじゃないでしょうか。高度石灰化病変でなお且つ2mm位のsmall vesselでstent入れるのはちょっとと思う病変。このような病変はROTA+adjunctive POBA(低圧POBA)を行うこともあったかと思いますが、adjunctive POBAの時にRyuseiを使い低下long inflationというのもいいでしょう。このようなperfusion balloonの使い方はEspritがあった時代にはやっていたのですが・・・以前の治療法が復活しそうです。