ベトナム訪問2日目2

4例目は忘れましたが、そんなに難しくない病変ですぐ終了。午前中4例終わり昼食タイム。和やかに現地スタッフとランチタイムです。お弁当?それも日本食!ハンバーグ、魚のフライ、からあげ弁当。日本企業がPCI work shopを開催しているため現地の方は、この日本料理のお弁当をいつも楽しみにしているとのことです。私は今回の旅でベトナム料理にありつけないんでしょうか?少し腹ごしらえをして午後の部へ突入。今日は計7例治療予定です。1日7例は日本の自分の施設でも久しくやっていません。ハードです。そうも言っていられないので5例目に突入。分岐部病変でしたかね-?忘れましたが問題なく終了です。かぜの引き始めだったので体がだるく記憶が定かではありません、申し訳ありません。6例目はLADのCTOでdiagonal分岐直後の閉塞です。すこし難しそう。これはtapered wireでは太刀打ちできないかも?という予想のもとも望んでいます。もちろん事前にCDでretroのルートもチェック済みです。始めは通らなかったらアドバイスするからと言って現地ドクターにやらせてみました。まずdiagonalのsoft wireを通過させて、Crusadeを用いてR tapered wireでLAD CTOを狙う戦略。説明してあげてやらせました。でもCrusadeの使い方がわからないらしく再度説明。LAD本幹を狙うのですが、wire先端のsapingが大きく、これでは通過しないだろうな-と思いながら少し見ていました。予想通り、少しCTO内にwireは頭を突っ込みましたが、それから先端の方向性が取れなくなりました。そうでしょうね。そこで次のアドバイスWire tipのshapeを小さく0.5mm45度曲げを教えてあげ再度tryさせてあげることに。少し方向性は取れるようになりましたが通過せず。ここで私に交代です。そこでそのままのsapingのまま私もやりましたが、やはり通過しませんでした。そこで2つ目のtip nad trickでsecond bendをGWに付けると病変を通過することに成功。Crusadeを抜くときのtrapping techniqueもレクチャーし、あとはPOBA+stentで最終的にdiagonal、LADでKBT行い終了。あまりの早さにまたまた現地スタッフは驚いておられたようです。最後7例目はRCAの簡単な病変だったこと、また私も体力的に限界だったので私のアドバイスのもと現地ドクターに治療をしてもらいました。ワイヤー操作など悪くはなかったです。ベトナムドクターもPCIについては知識を吸収したいらしくいろいろな国に留学にいったり、日本へライブデモを見学にきたりしているらしいです。というわけで予想よりかなり早く17:30には終了しベトナム料理にありつけます。