IABP下ROTA?

今日は2件です。LADのsimple lesionにXience留置。2例目は低心機能の方で先週RCAPCI中slow flowとなりIABPが入った例で、今日は残存のLADです。石灰化で一番きつい病変のところが曲がっていてperforationのリスクもあります。また低心機能なのでROTAでslow flowになるとたちまちshock状態になってしまいそう。High riskです。できれば削りたくないな-でも削らないといけないんだろうな-。覚悟を決めて望みました。削るとしても1.25Burrから入ってできるだけslow flowにならないようにと。GW通して、通過性のいいView-itで観察しようと・・・IVUSも通過しないだろうな-と思っていましたが、以外にツルツルと末梢まで入ってしまいました。IVUS上も表在性の石灰化は思った以上に軽く、これならROTAなしでもOK、ラッキー。Non com.のballoonもスルスル。拡張してみるとindentationもすんなりとれる。あとは#7-LMTにstent入れてLCXとKBTして終了。予想外に早く終わってしましました。すぐIABPも抜けて患者さんも早く帰れるでしょう。よかった-!