またRCAのCTO

今日はPCI 2件でした。RCAosの病変でIVUSでmarkingしstentを留置。いいところに留置されました。2例目はRCAのCTO。また長いCTOです。Retroのchannelはdiagonalから#4AVおよびRB branchから#4PDにありますが曲がりくねっています。できればretroまでいかなければ思いながらanteから開始しています。Wizard78→Ultimate bros3で進みましたがfalseに。ここで昨日のことが頭によぎりましたが振り払い、paralell wire tecniqueでtrueを捉えることが出来、そこからは型どおりstent入れて成功です。昨日の方よりは病変が硬くなかったのでGWの方向性がとれたのが勝因だと思います。Anteから開始しうまくいかなかった場合、どこでretroに切り替えるかは術者の判断ですが、私は今のところparalell wire techniqueまでやってダメならretroに切り替えるようにしています。そこまで出来るだけ造影剤をセーブし、retroができるようにしています。加藤先生などはfalseに入った時点で何回かそのGWで違うルートを探してダメならretroに切り替えると以前おっしゃっていました。術者の好みですね。