New balloon

本日PCI 2件でした。1例目はLADのdiffuse病変で枝がいっぱい出ています。RCA CTOへのcollateral sourseでありつぶしたくありません。それぞれGWで保護してLADにstent入れると案の定diagonalがdelayに。そこでA社のT balloonというnew balloonを登場させました。Stent strutの通過性を試しました。抵抗無く通過。またpostをかけてその後relap後の通過性も試しましたが良好でした。私の中で通過性がいいballoonは今までT社のT balloon>K社のI balloon>L社のL balloonの順ですが、この新しいballoonはどこに食い込むんでしょうか。今まで日本製のballoonが上位を占めていましたが外資のballoonの巻き返しなるんでしょうか?今度は今までの上位3 balloonと比較してみたいと思います。2例目は何年か前にLADにBMSを入れた方のlate phaseのstent distalのresteでした。OCTでみるとstent distal edgeからbilayer typeのintima?plaque?ん-この時期にbilayer?っていう感じです。プロテオグリカンは血管修復過程に出現するものなので、病理学的にあってもおかしくないと思いますが、何年も経っているBMSの部位にあるんでしょうか?あまり見ない像ですが・・・。病変は分岐部でGWで保護してstentと入れて、その後、またnew balloonを登場させました。こちらも何の抵抗もなく通過です。New balloonのstent strutの通過性は合格ですかね!?CTOでも試してみましょう!