Non compliant balloon

本日PCI 2例。1例目はLADの比較的簡単な病変でOCT guideでd-stent。2例目はLADの石灰化病変で通過性が良いと言われるnon compliant balloonで拡張。Dumbelとれたので、そのままDES留置しました。しかし、stent balloonのdumbelとれず、preで使用した通過性の良さが売りのnon compliant balloonをpostで使用しましたが、やはりdumbelとれず。そこでC社のD balloonで26気圧かてdumbelとれ拡がりました。数年前から通過性を売りにするnon compliant balloonを各社出してきていますが、私の意見ではこれはnon com.ではありません。圧をかけるとどうしても長軸方向へballoonが伸びてしまい、拡げたい短軸方向には拡がらないのです。これではnon compliant balloonの意味がありません。本当に堅い病変を拡げたい時のお勧めballoonはC社のD balloonまたはG社のP-L balloonでしょうか。あくまでも個人的な意見ですが。ROTAを7使える施設はいいですが、使えない施設はこのような本当に短軸方向へ圧がしっかりかかるballoonを常備しておくべきです。Balloonも病変に合わせて使い分けないといけません。