Retrograde approach

本日PCI 5件でした。普通の病変3例とCTO 2例。CTOの1例はLCXのCTOで0.008 GWで通過しstent入れています。2例目のCTOはLADosのCTOでchannelありそうでしたが血管が曲がっていて入口部にワイヤーが入っていきません。そのためLCXからのretroに切り替えワイヤー通過に成功しました。しかし、そのワイヤーがLMTに向かずLCXの方向にしかいきません。Soutenirで捕まえてGCに引きこみましたが、ワイヤーが曲がってしまい300cmのワイヤーに変更できません。んーどうしようかと悩みました。仕方なくワイヤーを上行大動脈に出した状態でretroからballoonでCTO部を開き、anteから新たなワイヤーを入れることに。Retroからのワイヤーが入っているので血管が伸びてanteからワイヤーが入りました。ここまでくれば、あとballoonサイズアップしてstent入れて終了。やれやれ。また勉強になりました。