韓国での治療2

2日目:朝早くKTXで北に2時間ほど戻り、太田(デジョンと読むらしい)の病院で治療です。世界各国に系列病院があるカトリック系の病院でした。その病院の先生から2例のCTOのプレゼンがあり、どちらも一度failureに終わっているとのこと。むむむ、難しそうです。1例目はp-RCAのCTOでanteから入りましたが、GW進まずretroに切り替えSB経由でCTO distalまでGWが進みました。しめしめと思ったのですが、両方向のGWが、どうしても近付かず入っていきません。RCARTにももっていけない。4時間ほどがんばりましたが残念ながらgive-up。2例目も同じようなRCAのCTO caseで、これは成功させないと帰れないな-と思いながら手技開始。造影するとmicro channnelらしきものがあり、これならと思ったのですが、GWはfalseに。対側造影でSBから良いchannelありretroに変更しRCARTで成功。Anteで粘りすぎたので計4時間の手技でした。造影剤は300mlほど。病院をあとにしたのは夜11時ころでした。この日は結構タフでした。